ブレザーのシミ抜き
今回ご紹介するのは保管中に浮き出てしまったシミをご依頼いただきました。
写真は一部ですが、前身頃全体にシミを確認できます。。゛(/><)/
推察すると・・・
①クリーニングに出さずにそのままになってしまった
②ドライクリーニングのみで保管していた
の何れかだと思います。
ご本人が何か付着したと認識されている場合は、
受付時にその旨お申し付け頂き、ご相談ください。
ダブルクリーニングなどオススメがあります!
また、認識があっても乾いてしまい、
見えなくなると忘れてしまう場合もありますので
これはシミが浮き出てきても仕方がありません・・・
まず①の場合…
しまい洗い(衣替時に洗濯)せずに、着る直前になって洗濯する方が
いらっしゃいますが、やはり着終わったらクリーニングする方が
衣類には断然いいのです。
できればシーズン中にも数回クリーニングできればベストです!
そして②の場合…
洗濯表示マークはドライのみ可になっていますので、
クリーニング店に何も言わずに出した場合、
当然ドライクリーニングだけされて戻ってきます。
たぶんこの時点ではキレイになったように見えたと思います。
ドライクリーニングは「ほぼ」油性汚れだけ除去しますので、
食べこぼし等の油分はキレイになりますが、
水溶性の汚れは「ほぼ」残留してしまいます。
この残留した水溶性汚れがシミや黄ばみとして時間の
経過と共に顕著になってくるのです。
上記で「ほぼ」と書いたのは、
全く落とさないわけではなく、
多少は落とすことができるからです。
当店のウエットクリーニングでは
実際に特殊軟水洗いしています(^^)v
詳細はホームページのサービスのページを
ご覧ください。
「ダブルクリーニング」 = 「 ドライ」 + 「ウエット」
ウエットクリーニングは中性洗剤、
ちなみに「ランドリー」はアルカリ洗剤で洗うことです。
今回の上着のシミは広範囲にたくさんのシミがありますので、
部分的なシミ抜き処理後、
全体をウエットクリーニング(特殊軟水洗い)しました。
まだ隠れシミが存在するかも知れないので全体を水に通すことで、
これ以上のシミの出現を食い止める目的があります。
まだまだ、ご説明したいことはたくさんありますが、
今回は長くなってしまいましたので
またの機会に掲載したいと思います。
シミのご相談も倉持クリーニングへ♪
0コメント